ルナ天文台で星空散歩

10月りゅう座(旧称ジャコビニ)流星群といえば、私がまだ高校生だった39年前に大出現を予想されて、日本中が沸き立ったあの伝説の流星群です。

その時には歴史的な空振りでした。

今年は13年ぶりに大出現が予想されていますが、残念ながら月齢11の明るい月が出ていて空は明るく、流星は見えにくいです。

それでも、もしかしたら降り注ぐ流星雨が見られるかも知れません。

予想の極大は、9日(日)午前2時ごろ、午前5時ごろの2回です。

連休中ですので、13夜(後の月)を楽しみながら、流星群を待つのも良いかも知れませんね。

防寒対策に気をつけて、北の空を見ていてください。

 

映画「はやぶさ/HAYABUSA」を観ました。

終わると、一緒にいた6歳の娘が泣いています。
母親がどうして泣いているのと尋ねると、
「感動したの。傷だらけになっても地球までまっすぐに帰ってきたから・・・」
「最後は分解して燃えちゃったね。」と私が言うと、
「うん、でもカプセルを届けてくれた。」

昨年の大気圏再突入の際は、私もインターネット中継を見ていました。
光の筋が飛んで、消えていきました。

ロケットの発射シーンと、はやぶさクンが燃え尽きるシーンは、私も胸がいっぱいになりました。

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今年のノーベル物理学賞に、宇宙の加速膨張の発見者3人が選ばれましたね。

遠方のⅠa型超新星捜索の華々しく行われた発見競争により、宇宙がだんだんとより速い速度で膨張していることが明らかになったのです。
それによって、引力に対してその反対の力を持つ暗黒エネルギー(なんだかスターウォーズみたいですが・・・)の方が、宇宙ではより大きなエネルギーを占めているのではないかという仮説が提唱されています。
今後はこの暗黒エネルギーの検証が大きな課題となってくるでしょう。

これまでも宇宙とは何かという人間の思い込みは、何度もくつがえされて来た歴史があります。
今回またしても、宇宙の成り立ちに対するこれまでの仮定はひっくり返されましたね。

 

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アインシュタインによれば、宇宙で一番早いものは光の速度であり、どこからみても、どのようなスピードで動いているものから見ても、その速度は一定とされています。

ところが、このほどスイス・ジュネーヴ郊外の欧州原子核研究機構(CERN)で厳密に行われた実験によると、素粒子「ニュートリノ」は、光よりも約0.0025%だけ速いという驚くべき測定結果が出ました。

これが正しい観測結果なのかどうか、物理学者の間では議論が巻き起こっています。
もし本当だとすると、光よりも早く進むニュートリノは時間をさかのぼり、過去へ向かうことになります。

私たちは、宇宙について多くのことを観測から知ることができる本当に驚きの時代に生きています。
ダークマターやダークエネルギーなど、つい数十年ほど前までは知られていなかった目に見えない物質やエネルギーによって、私たちの宇宙は満たされていることが分かって来たばかりです。

私たちの目前で、次々と宇宙のなぞは解き明かされ、さらにまた別のなぞが深まっていきます。
人類史上、過去のどの時代にもなかったような奇跡の時代を、私たちは生きているのです。

 

おおぐま座の銀河M101に出現した超新星SN2011feが、双眼鏡でも見えるという誤った情報がネットに出回っているようですが、今は月も明るいですし手持ちの双眼鏡ではまず見えません。

電話があって見に来たいというので、82cm望遠鏡を向けて確認しました。
確かに10等級の超新星が望遠鏡で見えるというのは、とても珍しいことです。
2000万光年以上離れた遠い銀河の星の最後の輝きが、自分の目に届いていると思うと、それは実にすごい事ですね。

やがて、この光は弱まっていって見えなくなります。見るのであれば、近くの天文台へ行って、頼んでみてくださいね。

 

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今夜は旧暦の8月15日。中秋の名月です。

そして素晴らしく澄み渡った秋の空に満月がかかりました。

天文台の望遠鏡や双眼望遠鏡などで、月やベガなどを堪能していただいた後、みなさんと一緒に庭に出て煌々と輝く名月を見ながら、お月見団子を食べお茶を飲みました。

日本人ならではの、季節の風情はいいですね。

 

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天文月刊誌「星ナビ」を発行しているアストロアーツ社を訪問しました。
事務所は、代々木公園から少し離れた住宅街の中のビルにありました。

JAPOS(日本公開天文台協会)とアストロアーツ社との情報発信の連携を図るためです。
今後は、全国の公開天文台の情報の一元化を、共同で行っていくことになります。

天文や宇宙への関心は、人々の間でますます大きくなっています。
しかし、実際の星空に触れる機会は、だんだんと少なくなって来ています。

こうした作業をとおして、多くの方が天文宇宙への理解をより深められ機会が増えることを祈っています。
(写真は、アストロアーツ社の大熊社長、上山さん、豊田さん、宮本と高野)
(宮本)

 

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渋谷駅のすぐ近く、渋谷区文化総合センター大和田の最上階にあるプラネタリウムです。

都会のプラネタリウムは、夜はデートコースですね。夜7時からの投影はほとんどがカップルばかりです。
「Are we alone ?」という、アメリカ自然史博物館制作の番組を見ました。前編CGの全天周映画ですが、映像が良くできていました。

その後の生解説投影を行った永田美絵さんの語りは、たいへん素晴らしかったですね。
元「五島プラネタリウム」に居られたとか。落ち着いていて、NHKアナウンサーも顔負けでした。

さて、渋谷駅前にはその「五島プラネタリウム」というのがあって、1957年から2001年までの44年間に1600万人の来館者に星空投影を行いました。
その投影機は「カールツァイスⅣ型」といって、プラネタリウム投影機の原点とも言うべき素晴らしい機械です。

センターの2階に展示保存してありますが、まさに蒸気機関車のような圧倒的な迫力で、星空の神秘への期待をかき立ててくれます。
今回これを見れたのは、たいへん幸せな事でした。
(宮本)

【コニカミノルタ製、ドーム直径17m水平型、座席配置-扇形120席、ハイブリッド型ジェミニスターⅢS、光学式「インフィニウムS」、全天CGシステム(スカイマックスDSⅡ-R2)4Kプロジェクター2台】

 

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今年の7月にリニューアルした池袋のサンシャインシティにあるプラネタリウム「満天」に行きましたが、ちょうど作品入れ替えの為、今週は休館でした・・・残念。

そこで、同じ屋上階にある「サンシャイン水族館」を見学しましたが、これはすごく参考になりました。
大きな水槽の中にダイバーのお姉さんがお魚と一緒に泳ぐショーです。
エサをやると3000匹のお魚がみんな寄ってきておねだりをするという、たいへん楽しくほほえましいショーです。
大人も子どもも大喜びでした。

やはり、動的な展示は人気がありますね。そして、入館者にどう楽しんでもらうかということは、とても大事なことです。
(宮本)

【コニカミノルタ製、ドーム直径17m水平型、座席配置-扇形、ハイブリッド型、光学式「インフィニティS」、40万個の恒星投影、デジタル映像システム「スカイマックスDSⅡ-R2」、プロジェクター6台】

 

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羽田空港の国際線ターミナルにあるプラネタリウム・カフェに行ってみました。

空港にあるプラネタリウムとしては世界初ということで、2010年10月オープン時には大変な反響で、2時間待ちの長い行列ができていました。今回は、調整時間中で席が空いていましたので、ランチのスパゲッティをいただきながらの、調整映像見学でした。

テーブルについて食事やお茶を楽しみながらのプラネタリウムは珍しいし、おしゃれですね。
手元にテーブルスタンドがあっても、プロジェクター式の全天周デジタル映像は館内が明るいので、明かりがじゃまになりません。館内入口を開放していても、星や星座が見られるほどです。

ちょうどメーカーの五藤光学の北さんがおられたので、ご挨拶をしました。
(宮本)

【ドーム直径10m傾斜型、座席配置-移動式、ハイブリッド型、恒星球「PANDORA」、投影恒星数4千万個、全天周映像プロジェクター2基】

 

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