ルナ天文台で星空散歩

昨日は、二十四節季のひとつ霜降でした。阿蘇では、その名の通り朝から冷え込みました。霜といえば、阿蘇には霜神社というのがあり、毎年農作物に霜の被害がでないように火を燃やし続ける火焚き神事が行われますが、なんと先月火災でその火焚き殿が全焼してしまうというニュースがありました。何とも残念ですね。
それでも季節は少しずつ移り変わります。月も数日前には三日月だったのに、明日はもう半月になります。来週末には、名月十三夜の素晴らしい月を見ることが出来るでしょう。

 

夜空を横切る流れ星・・・ロマンティックですね。
一瞬のうちに願い事を3回も唱えるのはむずかしいですが、そんな人の想いの切なさも、流れ星の神秘さをより感じさせる一因でしょう。
ニュース報道の影響か、天文台への問い合わせが増えている今年のオリオン座流星群。冬の星座オリオン座は真夜中に東の空から上ってきます。
10月21日をはさんだ数日間、真夜中から夜明け前の空で1分間に1個平均程度の流星を見られるという予想です。
みなさんもぜひ星空を見上げてみて下さい。
願い事はともかく、星を見上げるということ、それだけで、すでに幸せな時間を持てると思いますよ。

 

夏の大三角が西に沈もうとする中、その中を流れる天の川を北の方へたどると、カシオペア座が見えてきます。
Wの形をした誰でも知っている有名な星座ですね。北極星を見つける手がかりにします。

ギリシア神話では、アンドロメダ姫のお母さん、カシオペア王妃の姿です。
その王妃の足下には、素晴らしく美しい二つの散開星団があります。ペルセウス座の二重星団です。大型双眼鏡でながめると、本当に銀の砂をまいたような美しさ! 何度見ても見飽きません。

だんだんと澄んでいく秋の夜長、いつまでも見上げていたい気持ちです。

 

夜明けの空に、美しい星たちが集まっています。

まずは、火星が天高くふたご座に赤く輝いています。そして、東の空からは全天第一の輝きを誇る金星・明けの明星が上ってきます。続いて、追いかけるように、土星と水星も姿を現して、3つの惑星が並んで見える美しい光景です。

早起き出来る方には、寝坊の人には見られない天からのご褒美がもらえそうですね。

ところで、台風が日本列島を通り過ぎて行きましたが、森のアトリエの松林も、いくつか枝が折れたりしています。九州はそれほど被害が無かったので良かったのですが、本州で被害に遭われた方には心よりお見舞いを申し上げたいと思います。

 

2009meigetu

今夜は中秋の名月。旧暦の8月15日になります。お天気も良くなってきたので、きっと素晴らしい名月が見えることでしょう。アトリエでもススキとお団子をお供えしています。

ところで日本では、中国の風習が伝わったものとされる十五夜に加えて、旧暦9月13日「十三夜」も、共に楽しむ習慣があります。
「十三夜」は後の月と呼ばれたり、栗(くり)の実る頃に見られるので栗名月とも呼ばれ、今年は、10月30日(金)にあたります。

この習慣は平安時代に始まったといわれ、どちらか片方の月だけを見るのは「片見月」といわれて嫌われてきました。

いずれも、お供え餅などをして食べたり、お酒を飲んだりして楽しみます。
ぜひ、みなさんも両方の月を楽しんで見てくださいね。

というわけで、森のアトリエでも「十三夜」のビュッフェパーティがあります。
馬頭琴のコンサートも楽しめますので、ぜひご参加ください。