森のアトリエの本館客室を改装中です。
だいぶ出来てきました。一部屋ずつ仕上げていって、この部屋はあさって完成予定です(間に合うかな・・・?)
今月末にはすべての客室が広くなり、水まわりも完備して改装が完了します。
四季の西洋料理宿だより
先ほど、N君から電話がかかってきて「森のアトリエ付近でボヤ、との消防通報が回っていますよ」との事。なるほど、道の向こうから消防車が曲がってくるのが見えます。
「とりあえず家ではないよ、連絡ありがとう。」と電話を切って、裏に出てみると、二軒隣の別荘の煙突が発火したようです。暖炉か薪ストーブの煙突で、きっとススが溜まっていて発火したのではないでしょうか。
以前にも反対側のペンションの煙突からもボヤ騒ぎがありました。今回は、幸い放水することもなく、大事に至らなくて何よりでした。
今、自然エネルギーで薪ストーブや暖炉が見直されています。でも、時々煙突掃除などがかかせません。自然にやさしいものは、それだけ手もかかりますが、やはり人間にとっても気持ちが良いものです。
森のアトリエの暖炉も、一度大きな改修工事をしてますます快調です。大事に使っています。
今夜、熊本白川教会で行われた篠崎史紀(NHK交響楽団第一コンサートマスター)と黒瀬恵(金沢教会オルガニスト)によるコンサート。
教会の大きなパイプオルガンの重厚な大音量と、ヴァイオリンの繊細な音との二重奏でした。
時にヴァイオリンの音がかき消されることがありましたが、思ったよりも調和して素晴らしいコンサートでした。
淡々と演奏が続く中、心地よくて温泉に入っているような気持ちになりました。
今日は、ラスカーラ・オペラ協会のみなさんが来られて、ランチをご一緒しながら3月からのコンサートの打合せを行いました。
代表の岩本さん(バス歌手)、コンサートミストレスの山口さん(ヴァイオリン)、理事の山口さん(フルート)、事務局長の白石さん(ピアノ)です。
代表の岩本さんに少し声を出していただいて、室内の音の響きを確かめていただいたり、今後の全36回にも及ぶコンサートのコンセプトやスケジュールについて、話合いを行いました。
「星と料理と音楽と」のテーマに沿って、宇宙を感じる楽しい音楽会になったらいいですね。
今夜、熊本の益城町文化会館で行われました。
ラスカーラ協会の管弦楽団と合唱団、そしてソリストたちが、いつも変わらぬ素晴らしい演奏と歌を聞かせてくれました。
特にみな熊本在住であるソリストたちのレベルはかなり高いと思います。
ソプラノの東はリリックで透明な歌声で、またバリトンの草村も安定した声量で、ホールを響かせ聴かせてくれました。
熊本にもオペラが根付いているのは、とてもうれしい事ですね。
オーケストラも、今夜はラデッキー行進曲や美しき青きドナウなど、ウィーンのニューイヤーコンサートの定番を、楽しく演奏してくれました。
3月から始まる森のアトリエの生コンサートにも、出演していただく事になりましたが、本当に楽しみですね。
今日は、PH社の松川さんに、グランドピアノの調音をさらに追い込んでいただきました。
ピアノから打鍵部を引き出すと、たくさんのハンマーが並んでいます。フェルトでできたこのハンマーで弦をたたくのですが、その形と硬さによって、音のなり方や強弱が変わってくるのです。
やすりで削ったり、針のような器具で刺したりと細かな作業を続け、併せて弦の張り方も調整して、調律・調音共にさらにすばらしくなりました。
3月3日の初コンサート直前には、さらに調律と調音を詰めます。
六本木ヒルズの52階にある森アーツセンターギャラリーでの展覧会。
日本の江戸期はさまざまな文化が花開いた時代でしたが、浮世絵の世界でも、現代のデザイナーやポップアーティストも顔負けの絵師がいたのです。
その名は歌川国芳。
この人間でできた顔を見ても、私たちが普通に思い描く役者絵の浮世絵などとはかけ離れた驚きの想像力です。
400点以上の作品の中には、武者絵や役者絵、美人画や風景画などの伝統的な絵のほかにも、子どもの世界を書いた楽しい絵や、ネコやきつねなどの動物画や戯画など、そのジャンルとレパートリーの広さはすごいですね。
この人は、きっと人生を楽しんだ人だったのでしょう。茶目っ気があって、この世というものにちょっかいを出しながら、どこか温かい気持ちで楽しく生きたのだと思います。
ネコやイヌの絵を見ると、彼らの気持ちが分かってクスっと笑いがでてくるような、そんな絵がたくさん並んでいました。
銀座7丁目の銀座ライオン本店といえば、昭和9年建設の当時の大日本麦酒株式会社の社屋そのままのレトロなビアホール。
しかし、裏口から上がった5階に、オペラのガラなどクラシック生コンサートをやっているビアホールがあるのをご存知ですか?
毎晩にぎやかなドイツのビアホールのようで、盛り上がっています。
ステージは1日4回。18:30から22:15まで、入れ替えなしでやっています。
今夜はトロンボーン&司会の竹田年志、ソプラノの平田由希、肥沼諒子、テノールの佐々木洋平、ピアノの相原郁美のメンバー。
オペラのスタンダードナンバーやポピュラー音楽まで含めて、楽しく聞かせてくれました。中でもトロンボーンの竹田とテノールの佐々木は特に良かったですね。
音楽料は、一人¥1050、恵比寿のクリーミーな生スタウトやワインを飲んで、料理を食べても4000円でおつりが来ました。内容からすると、ずいぶん安いです。
お誕生日の人には、ステージに上がってもらって一曲歌を歌ってくれ、シャンパンと写真撮影までプレゼントしてくれます。すごいサービスですね!
昨夜は東京オペラシティコンサートホールで、サルヴァトーレ・シャリーノの作品を聴きました。
シャリーノはイタリアの現代音楽作曲家です。指揮はマルコ・アンジェス。
「オーケストラのための《子守唄》」が一番古く1967年の作品。
続く「フルートとオーケストラのための《声による夜の書》」では、フルートソロをこの曲を捧げられたマリオ・カローリが演奏。超絶技巧というとパガニーニ見たいなイメージですが、また違う意味で、さまざまな音を吹き分けて時には尺八の演奏のような音を立ててのすごい演奏でした。
それにしても、退屈する人が多かったのか、となりの人がコックリ居眠りはわかりますが、前の列の若い女性がいきなり眠りこけてずっこけたり、最前列の中年男性が突然首を後ろにがくっとのけぞらせて、ウガっといびきをしたのには、思わず笑ってしまいました・・・
「電話の考古学-13楽器のためのコンチェルダンテ」では、電話機の音を模した断続する音を各楽器が立てます。
圧巻は「海の音調への練習曲」。なんと100本のフルートと100本のサクソフォーンが登場しました。さすがに人数が足りないのか多くは音楽学校の生徒さんたちのようです。
演奏はというと、奏でるというより、音を出すということです。楽器のタンポでパコパコという音を出したり、フルートの頭部管だけを抜いてスースーという音を立てたり、コンロラバスの弦を引っ張っている木の部分をこすったり・・・
それが、不思議な音場空間を作り、海鳴りのような、雨だれのような、会場全体が音の波に飲まれていくのです。
現代音楽は、調性というものがくずされているので、和音の響きの連続を楽しむという古典的な聴き方はできません。しかし、そこには音響があります。
そして指揮者のタクトによって拍数を数えながら曲が進むということは、従来と同じです。音楽は響きの連続する時間だということですね。
それにしても音楽とは何だろう、聴きなれた響きを楽しむのも音楽だし、持っていた音への思い込みから自由になるような驚きを楽しむの音楽だし、そこには「惰性」と「創造性」という人間の楽しみ方の特徴の対比と、芸術という「表現と挑戦」そのものへの問いが隠されていますね。









